3月に入り厳しい寒さが和らぎ過ごし易くなりました。
去年からほんとうに厳しい寒さが続いております。
傳光院に於いて、3月はお彼岸の御先祖供養の月であります。
今年は3月19日に春季彼岸会を行います。
彼岸とは？
と考えたことありますか？
今は便利な時代でありますのでスマートフォンで検索致しましょう。
彼岸と検索かけてみますと彼岸の日にちが出てきました。
3月18日～3月24日
1週間あります。
さて何をするのでしょうか？
この1週間の中日が春分の日となり太陽が真東から昇り、真西に沈みます。
浄土宗では太陽が真西に沈むその情景を西の彼方にある阿弥陀如来さまの西方極楽浄土を想い
南無阿弥陀仏とお念仏を称える期間であります。
我々が生活するこの世は煩悩に振り回されるとても苦しい世界であります。
このとても苦しい世界を此岸（しがん）と申します。
苦しい世界があるならば楽しい世界はあります。
その楽しい世界とは・・・
彼岸であります。
彼岸とは煩悩に振り回されない悟りの世界（西方極楽浄土）であります。
「此岸を抜け出し彼岸に到る」
彼岸（西方極楽浄土）に居られる御先祖さまの供養をさせて頂き
自分自身に仏の心を育み
南無阿弥陀仏とお念仏称える期間を勤めて頂けると幸いであります。